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ロンドンの窓 (第3211回)

2020 3 30
大学の海外旅行自粛要請を横目に、今月、ヨーロッパ旅行に出かけた女子学生。案の定感染。症状が出てもダマテンで卒業式に出席。その後、正式に感染確認、大学側は対応策に追いまくられ。

こんな学生は論外ですが、なんだか若者悪者論の風潮が見られるのは残念。

不要不急の外出を控えるよう促す小池都知事の会見が連日報じられる一方、繁華街に繰り出す若者、屁理屈にもならない正当化発言をする若者をインタビュー、識者ならずとも眉を顰めます。

とはいえ、こうした傍若無人、無神経な若者がどれほどいるのでしょう?
諸外国のように、罰則規定があるわけでも、法律で外出禁止されたわけでもないのに、ほとんどの若者は自粛要請を理解、わきまえた行動を取っています。

要請を無視し繁華街をうろつく若者だけインタビューしていたのでは、メディアが故意に若者イメージを作っている気がします。

サイレント・マジョリティーが民主主義の根幹と言われます。
メディアの丁寧な報道姿勢が、今こそ求められていると思います。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/


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ロンドンの窓 (第3210回)

2020 3 28
独裁的な体制は民主主義より感染症に強い。

発表される数字の信ぴょう性は大いに(?)が付きますが、中国やロシアの感染対策を見て、こうした発言をするマスコミがいます。
昨日の日経「春秋」にも書いてありました。

マスコミって、一般人以上に自分が見えてないですね。
独裁的な体制だから感染症に強いのではなく、民主主義につきものの、なんでも反対し、扇情的に煽り、重箱の隅をほじくり出すマスコミがいないから強いのです。

独裁政権ではないけれど「春秋」は台湾の成功例を取り上げていました。
早々と市民が一週間に購入できるマスクの数量を制限した
小売価格を固定した
マスクの量産を軍関連企業に指示した

もし日本の政権が早々とこれをやったら、一般庶民は助かると感じるにせよ、マスコミは、法的根拠は? 憲法違反では? 首相の暴走? とはやし立てること必至。

新型コロナウイルス蔓延の危機、早期成立をみた2020年度予算。
今朝の読売「予算成立 コロナ配慮「見せ場」少なく 苦悩の野党」

マスコミがこんな調子だから、国難ともいえるコロナの猛威に、与野党一致で取り組もうとしても、なかなか足並みが揃えられないのです。

この数か月、ワイドショー100%不要をつくづく確信しましたが、自分が見えないマスコミもレッドカード処分間近。マスゴミってまた、呼ばれますよ。

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ロンドンの窓 (第3209回)

2020 3 27
マイクロシーベルト、ベクレル
国際単位なので仕方なかったですが、馴染みのないカタカナは理解を阻み、危機意識も高まらず、誤解に基づく偏見に悩まされました。

河野大臣が「カタカナ単語はなんとかならないか」と警鐘。
クラスターなら感染集団、オーバーシュートなら爆発的な患者増、ロックダウンは都市封鎖。

カタカナにすると、どこか他人事、危機感がストンと胸に沁み込みません。

今週末、都内に出向くのを自粛して欲しいと言っただけで、食料品の買い占めに走る人たちがいます。現状を正確に伝える言葉の選び方はとても重要と思います。

買い占めの人たちからは、コロナ被害者のような発言ばかり聞こえますが、彼らは正真正銘、加害者、大半は悪意ある確信犯です。

これもカタカナですが、五輪より、やはりオリンピックがピッタリ。
つくづく、オリンピック大臣が桜田さんでなくて良かったですね。

そういえば、肝心かなめ、騒動の元凶も、新型コロナウイルス、これまたカタカナですが、こればかりは致し方なし。

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ロンドンの窓 (第3208回)

2020 3 26
大聖堂建設費用ねん出に免罪符乱売の教会を批判した、ルターの宗教改革を思い起こす話です。

千葉県のとあるお寺。

コロナウイルス除けに祈願したお守り1個1000円、既に1000個を販売したとか。

このお寺、もともと金運アップのご利益で知られ、普段は厄除け守りはほとんど売れないそうですが、さすが、金運アップを謳うだけあり、お寺が率先して金運を高めています。

にこやかな住職の横に「新型コロナウイルス 予防のお守り 1個1000円」のポスター。

いくら地方版でも、こんな金儲け記事を掲載する読売の神経、とてもじゃないけれど、マスクのネットオークションで儲けた静岡県議を批判などできませんね。

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ロンドンの窓 (第3207回)

2020 3 25
在宅勤務で手持無沙汰、予定した会合が軒並みキャンセルでスケジュールがガラ空き。

そんなときの読書にお勧めの2冊。

「ザ・フォックス」フレデリック・フォーサイス(角川書店)

ド・ゴール暗殺がテーマの長編「ジャッカルの日」著者の最新刊。
現代の国際戦争(サイバー戦争)を描いたサスペンス。
翻訳モノ特有の持って回った表現は皆無。訳者の並外れた力量でしょう。
原書も読んでみたいと思う(200%積読になる事請け合いですが…)テンポ良いストーリー展開です。

「再生巨流」楡周平(新潮文庫)

この作者の本は初めて読んだかも。
全サラリーマン共感の第1位。大逆転小説と、帯に書いてありますが、まさにその通り、痛快なのにビジネスの本質に迫ります。
「明日からの仕事に闘志が沸く」と、これまた帯に書いてあります。

どちらの本も、コロナでウツウツな気分を吹き飛ばすこと、請け合います。

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ロンドンの窓 (第3206回)

2020 3 23
無事終了した大相撲春場所。
初日、無観客の横綱土俵入り、さすがに愕然としましたが、それも束の間、いつもは聞こえない力士の息遣い、呼び出しや行司の美しく響き渡る声、四股の音、立ち合いのゴツン、土俵をする足の音…
新しい発見の数々、十二分に満喫、大相撲の魅力再確認。

千代丸の突然の発熱には慌てましたが、3日の休みで無事復帰、なによりでした。

横綱同士の優勝決定戦も素晴らしかったし、表彰式も厳粛でした。
幕内全力士や審判団が整列する中、一人、土俵上で賜杯を手にした白鵬、第一人者の貫禄でした。

これが初場所だったら一大事でしたね。全力士が見守る中、一人土俵に上がるのが徳勝龍では、さすがにどうも。

不思議なのが朝乃山。
千秋楽の解説で北の富士さんも舞の海さんも、実現して欲しいけれど大関取りは微妙といったコメントでしたし、直近3場所33勝が目安とNHKアナウンサーも繰り返していました。
ところが昨夜、表彰式が終わってさほど時間が経ってないのに、直近3場所32勝の朝乃山の大関昇進確実のニュースが流れていたのです。

選挙の開票速報で、時々、当確ミスがありますが、まさか、そんな話にはなりませんように。
朝乃山の、ひかない、かわさない、堂々とした四つ相撲の大ファンとしては、大関昇進のハッピーニュースを待ち焦がれています。

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ロンドンの窓 (第3205回)

2020 3 22
コロナ騒動で内定取り消しのニュースに接し、思い出したことがあります。
今年に入って聞いたニュースだったような。初めて耳にしたとき、本当に驚きました。

日本法令(出版社)から「内定辞退セット」が発売され、売れ行き好調とか。
辞退例文などが満載、それをコピペしSNSで手軽に辞退連絡する学生に大受け。

こんな学生、入社されなくて助かった!と、企業は胸をなでおろしていることでしょう。

もっとすごい話も聞きました。

内定辞退や退職連絡を代行するサービスを始めた法律事務所が大流行り。
「こちら〇〇弁護士事務所ですが、御社に内定していた××君は内定を辞退いたします。」「△△サンは退職を申し出ています。」

こんな学生、入社されなくてよかったし、こんな社員、早々に辞めてくれて助かった!と、これまた、企業はホッとしているのでは。

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ロンドンの窓 (第3204回)

2020 3 20
電子マネーはSuicaしか持っていない我が身、セブン・イレブンの新しい試みは残念ながら蚊帳の外。

消費期限が迫ったおにぎりや弁当を、5%引きで販売するそうですが、ケーズデンキのような現金値引きではなく、nanaco使用に限りポイントを5%付けるのだとか。

この取り組みは「倫理的」を意味する「エシカル・プロジェクト」と呼ぶそうです。食品ロスを少しでも減らす取り組みなので、文句のつけようはありません。

それはそうなのですが、どうせやるなら現金値引きして欲しいですよね。

転んでもタダでは起きないのが商いの極意、nanaco利用を促し、顧客を囲い込む作戦。
ポイントが増えても、次回使うのはやっぱりセブン店内。

5%還元でも商品を売り切れば、店側に利益は増えることが実証試験で確認されたと言っていますが、もともと、おにぎりや弁当の利益率って5%以上あったでしょ。5%引いても、売れ残り廃棄より完売のほうが利益は出る、試験するまでもなく分かっていました。

価格破壊につながりかねない値引きに断固反対、消極的だったセブンが、世界の食品ロス悪玉論に抗しきれず、少しだけ倫理的になったので、敢えて「エシカル・プロジェクト」と命名したわけで、自分で自分をほめているネーミングです。

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ロンドンの窓 (第3203回)

2020 3 19
一番搾りかエビスが定番でしたが、このところずっと本麒麟。
食わず嫌いではなく飲まず嫌いだった第3のビール、本麒麟に目覚めました。

久々に一番搾りを買い、同じキリンビール、本麒麟と味の違いをチェックしましたが、正直なところ、味の違いは感じても、美味さの優劣は感じません。
350ml6缶パックで1000円以上の差があります。
昨日も本麒麟を2パック買いました。

これで酒代が浮けば良いのですが、人生、難しいものです。
ビールで浮いた1000円は、シングルモルトに廻ってしまいます。

知らず知らず(の訳は無く、間違いなく確信犯ですが)これまで少しは購入を気にしていた高級ボトルに手が伸びてしまうのです。

昨日は、本麒麟2パックを入れたカゴに、ラフロイグとグレンターナー。
久々の2本は、やっぱり美味い!

まてよ、これまた飲まず嫌いの安いブレンドウイスキーを試飲し、万万が一、ラフロイグやグレンターナーと美味さの優劣を感じなかったらどうしましょう?

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ロンドンの窓 (第3202回)

2020 3 18
パニックという意味ではどちらも同じと思うのですが、世間のニュアンスはだいぶ異なります。

マスクはもとより、ティッシュ、トイレットペーパー、キッチンタオルまで、先を争ってまとめ買い。冷静な対応をと、庶民に自粛、自制を求めます。マスクの高額転売禁止まで法律になりました。

株価暴落も、不安心理が高じたパニック売りが大半ですが、売っている人に自粛、自制を求める代わり、政府や中央銀行の対応に焦点が当たります。

株価暴落とはいえ、値が付くということは、暴落価格で購入している人がいるわけですが、株価が戻っても差益売買禁止なんて法律はありえません。

話は全く違いますが、コソ泥は捕まり、世紀の大泥棒は大英博物館に戦利品を展示、世界中から観光客を集めている姿とどこかダブります。

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