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ロンドンの窓 (第3193回)

2020 3 7
40年以上前、初めて仕事で滞在した外国(クウェート)で約1年、プラント建設に従事したとき、顧客のコンサルタントだったのがイギリスのPCRという会社。同社の現地責任者がメチャ厳しい人で、ずいぶん泣かされました。
「PCR」という響きには、いまだ良い思い出がありません。

今回のPCRは新型ウイルスの検査法。正義の味方っぽい響きです。

PCR検査の保険適用が始まり、当面、1~3割の自己負担分も原則補助金になるとか。
マスクのみならず、トイレットペーパーもティッシュペーパーも買い占めに走る人が多い中、タダなら俺も私も、医療機関に先を争わないか気になります。

症状が無く検査を受けられないことが分かると「俺に死ねというのか」と怒鳴るお年寄りもでてきそう。

風邪もインフルエンザも、基本は自然治癒します。早めに直そうと思えば、対処療法の薬もあります。
新型ウイルスも同様、基本は自然治癒ですが、対処療法の薬が無いので、感染者は他人との接触を控えて欲しいという話。

つまり、PCR検査を受けて陽性が分かったところで、これといった薬は無いのが実情。我先にPCR検査を受けることは無いのです。

タダより高いものは無い。
この際、先人の知恵を思い出しましょう。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/


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