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ロンドンの窓 (第3211回)

2020 3 30
大学の海外旅行自粛要請を横目に、今月、ヨーロッパ旅行に出かけた女子学生。案の定感染。症状が出てもダマテンで卒業式に出席。その後、正式に感染確認、大学側は対応策に追いまくられ。

こんな学生は論外ですが、なんだか若者悪者論の風潮が見られるのは残念。

不要不急の外出を控えるよう促す小池都知事の会見が連日報じられる一方、繁華街に繰り出す若者、屁理屈にもならない正当化発言をする若者をインタビュー、識者ならずとも眉を顰めます。

とはいえ、こうした傍若無人、無神経な若者がどれほどいるのでしょう?
諸外国のように、罰則規定があるわけでも、法律で外出禁止されたわけでもないのに、ほとんどの若者は自粛要請を理解、わきまえた行動を取っています。

要請を無視し繁華街をうろつく若者だけインタビューしていたのでは、メディアが故意に若者イメージを作っている気がします。

サイレント・マジョリティーが民主主義の根幹と言われます。
メディアの丁寧な報道姿勢が、今こそ求められていると思います。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/


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