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ロンドンの窓 (第3138回)

2019 12 28
明日から孫たちに占拠される我が家。今日が本年最後の「窓」かと。

昨夜と今夜は歳末特別パトロール。
昨夜は25人。今夜はもう少し増えそう。初めて会う人も多く、寒い夜、パトロール後のおでんとお酒で歓談するのが、なによりの楽しみ。不審者に地元の防犯意識を見せつけることもでき、一石何鳥にもなります。

明日は朝から自治会館大掃除。
子ども会や老人会など、年間200日くらい使っている会館です。綺麗にします。自宅の掃除はシブシブなのに、会館掃除はルンルンだと、女房殿に嫌味を言われつつ、明日も朝からルンルンしてきます。

30,31両日は孫たちに遊んでもらい、31日夜から元日の午前1時過ぎまで、地元神社に上がり込み、除夜の鐘を聴きながら初詣客の対応。「差し引けば 幸せ残る 年の暮」を実感しつつ、仲間たちと新たな年を迎えます。

2020年の手帳に書いた年間モットーは「やってみなはれ。やらなわからしまへんで。」サントリー創業者、鳥居信治郎の名言です。肩ひじ張らず、新しいことにも断捨離にもトライしてみましょう。

今年最後の一冊、新年最初の一冊は何にしよう、中曽根康弘「自省録」を選択。以前、単行本で読みましたが、お亡くなりになったことで文庫本が出ていました。

気がかりなのはイスラエル。
毎年、冬に届くスウィーティー。イスラエルの友人からの、メチャ美味しいプレゼントです。お礼メールを発信すると、直後にウィットに富んだ返信があるのですが、なぜか今年は返信無し。気になります。元気な彼とまた東京で飲みたいです。

それではみなさん、来年早々「窓」でお会いしましょう。

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ロンドンの窓 (第3137回)

2019 12 27
鹿児島県屋久島町議会の議長が、公務で出張する際の航空代金を着服、謝罪していました。

普通運賃を前払いで受け取り、航空券を購入。即、払い戻し、改めてシルバー割引で購入、普通運賃との差額(1万数千円)を着服していたとか。
なんともミミッチイ話ではあります。

議長「シルバー割引はプライベートでも使っていた。公務出張との認識が甘く、申し訳ない。」
差額着服より「公務出張との認識が甘い」ほうが、はるかに問題なんですけど。

町長も同じ着服があるとの指摘(町長は否定)ですが、1万数千円の着服より、町長には「公務出張の強い認識」があれば良いですね。

かつて、ある商社で、出張する際、普通運賃の前払い制度があり、気の利く商社マンは皆、安売りチケットを探し、普通運賃との差額をポケットに入れていました。公費ではないので、これは着服とは言わないのかな。

今でも、バス代を現金支給の会社がありますが、回数券や迂回ルートを丹念に探し、支給額より安くあげる人がいます。最寄り駅を一つ先にした定期券を貰う人もいます。これらも、公費ではないので着服ではない?
思えば、役人って不自由ですね。

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ロンドンの窓 (第3136回)

2019 12 26
原告(男性)、被告(国)、どちらも控訴すると、今朝の新聞に小さな記事。
経産省勤務の50代男性(もとい、職員)。
女性であると主張する職員に、2階離れた女性トイレの利用を認めたことが「自認する性別に即した社会生活を送るという重要な法的利益の制限に当たる」(東京地裁)と、国に132万円の賠償を命じました。

最近、新聞の投書欄にしばしば登場するテーマがあります。
駅の女性トイレに男性の作業員が入ってくる。人手不足を理由に挙げられると反論は難しいが、化粧直しの姿を見られ、トイレ使用中の音を聞かれると思うと、恐怖心、嫌悪感ばかり。

経産省の職員は女装しているそうです。女装の人が男性トイレに入ってくるのも、想像しただけでギョッとしますが、作業員という、ある種、中性的なスタッフであっても男性がトイレに入ってくると恐怖心を感じる女性もいます。

東京地裁は「原告が他の職員とトラブルになる可能性は抽象的で、トイレの使用制限は正当化できない」と仰るのですから、経産省は無記名アンケートで女性たちの声を聞いてみたらよいと思います。

その結果、女性たちは「女装していれば気にならない」ことが分かったら、トイレ掃除の男性作業員に女装させれば問題解決。

話の出発点がオカシイと、こんな議論になるのです。

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ロンドンの窓 (第3135回)

2019 12 25
27日が金曜日だからでしょう、年末年始9連休の人が多いとか。
こちらは一足早く、23日の月曜から怒涛の9連チャン。飲み会です。

これだけ続くと、毎晩、どう楽しもうか考えるだけでも一大事。
会うメンツも飲む場所も違うので、流れに任せればよいのですが、今回はひそかに決めていることがあるのです。

飲み会の中、飲み会に向かう道すがら、ほろ酔い気分の帰り道、どこでも良いので、なにか一つ、予想外の出来事を楽しもう、見つけよう。

昨夜は東京駅近くでした。
駅周辺のビル街、丸の内中通り、皇居に続くまっすぐな道、どこもかしこもイルミネーション、光の海、オアゾビル前の交差点は交通規制、人の海。
昨日はクリスマスイブだったのですね。

昨夜の飲み会は80歳の先輩を囲む3人の60代。
イブっぽい話一つありません。
白村江の戦い、額田の大君…
綿々とつながる日本の歴史、古代に夢を馳せるのもまた、イブの夜にふさわしいのかも。

まだまだお元気、隣の席で古代史を熱く語る80歳、先輩そのものが今年最高のクリスマスプレゼントだったのかと。

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ロンドンの窓 (第3134回)

2019 12 23
偏屈、狭量…なのか~と我ながら思います。
小学生作文コンクール、どうにも性に合わないのです。

親、教師、塾の先生が寄ってたかって手を加えるのは、別になんとも思いません。
スポーツにしろ、書道や音楽など、稽古事はなんだって周りのサポートあってこそ、勉強だって自学自習というわけではありません。学校があります。

地元子ども会の小学一年生が逆立ちしたって書けない文章、ありえない発想で長文を書き、コンクールで認められる制度が、なんとなく嫌なのです。

いくら周りのサポートに支えられているにしても、受験もスポーツの試合も、技量を発表の場は衆人環視の中で自分一人。その結果が評価されるのは頷けますしフェアと思います。

ところが作文コンクールは、ヨーイドン、皆の前で一人で書くわけではなく、あらかじめ周り中が手を加えて出来上がった文章です。

プレバトでも、たった17音の俳句、夏井先生が直すと、ときにオリジナル17音中、1音しか残らないこともあります。まして小学一年生の作文です。オリジナルがどのくらい残っているのやら?

つまるところ、誰が書いたか分からない対象作品を評価し、順位付けしているとしか思えないのです。

やっぱり、こちらが偏屈、狭量なだけなのかも。

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ロンドンの窓 (第3133回)

2019 12 22
日本語が堪能なアメリカ人ジャーナリストの駄洒落。
今年の単語は?
「桃太郎」
桃はpeach、桃の中はin。二つ合わせてimpeach(弾劾)。
トランプさんは桃太郎というより、退治される赤鬼っぽいけれど。

そのアメリカ、来年度の国防予算が80兆円ですって!
日本の一般会計予算は102兆円、防衛費は5兆3000億円。
80対5.3。
それでも、日本はもっと負担せよ、アメリカから調達せよ!やっぱり赤鬼ですね。

とはいえ、民主党に桃太郎は見当たらず。
トランプさんの宿敵、下院議長のペロシ女史は大統領選に立候補しませんしね。

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ロンドンの窓 (第3132回)

2019 12 21
年賀状を投函してきました。
数年前から年賀状の断捨離を進め、気付いたら100枚を切る枚数でした。

喪中はがきが10枚届きました。
5枚以上届くようになったのは、自分が60歳を超えた頃からだった気がします。

最近、頂くのが終活年賀状。
「今回をもちまして賀状の最後にします」というハガキ。
なにやら寂しいですが、人それぞれ、仕方ないですね。

初めて頂いたとき「出す方は最後でも、こちらは来年も送っていいのかな?」と思ったりしましたが、やはりそれは無いですね。

年賀状に書くことが無いという話もよく聞きます。
自分の健康、子どものこと、孫のこと、趣味、現役なら転勤や人事異動…
何かありそうなものですが、賀状を前にペンを持つと、意外と浮かんできません。毎年、同じことを書いているような。

一枚だけ出すクリスマスカード。ロンドン時代の秘書に送っています。
彼女からも届きます。いつも沢山、書いてあります。
こちらも一生懸命、時には手書き、時にはパソコンでA4半分くらい、いろいろ書いて送ります。
英語で文章を考えていると、彼女のこと、ロンドン時代の出来事を思い出し、懐かしく、ホンワカします。
たった一枚だからできることですね。

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ロンドンの窓 (第3131回)

2019 12 20
新潟県の中3男子。
自宅でスマホ。
中学のタブレット端末を遠隔操作。
不正入手したパソワードで、学校のサーバーに接続。
成績表を書き換え。
「親に良い成績を見せたかった。」

こんな軽い動機で、自宅に居ながら、中3男子が通信簿の書き換えできるのです!

デジタル社会、AI化、キャッシュレス…

世の中、本当に素敵な未来に向かって進んでいるのでしょうか?

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ロンドンの窓 (第3130回)

2019 12 19
「知事が出席する庁舎外での催しに関わる文書は、当日までは持っているが、その後すぐ破棄する。」

9月の台風15号被害の確認に、森田知事が自宅周辺を私的に視察した件に絡め、県議会で質問を受けた秘書課長、情報公開請求に応じたくない忖度発言と思いますが、これは秘書課長にあるまじきことです。

庁舎外の活動は、災害視察や建物の落成式といった、その時限りの用件もあれば、毎年開催している行事への列席もあります。

つまり、年間を通じ、どんな用向きでいつ庁舎外に出たかをキチンと整理しておけば、翌年のスケジュール管理や事前準備など、いろいろな用途に活用でき、知事の行動が数段グレードアップします。

当日の外出が終わったら、関連資料は捨てる、資料を作成した各部署がそれぞれ保管しているから問題ないとおっしゃる秘書室長こそ、仕事の品質という意味では問題大あり。これでは受け身の仕事しかできませんね。

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ロンドンの窓 (第3129回)

2019 12 18
加齢に伴い心身が衰える現象をフレイルと呼ぶ。
はじめてみたとき「フルエル(震える)」の誤字と思ったほど。

こんな単語、知りませんよね。
英単語Frailty(虚弱、老衰)のジャパニーズ・イングリッシュだそうです。

そもそも、歳を重ねたら心身が衰えるのは当たり前、自然の摂理です。
フレイル対策の重要性など、言われなくたって、それぞれ意識してやってます。
今は、どちらかというと、やり過ぎ、健康オタクのほうが心配。

文芸春秋「新年特別号」に作家の塩野七生さんと、イグノーベル賞医師の新見正則さんの対談「日本人よ、『健康神話』を棄てよ」が掲載されています。

健康法の番組や健康グッズのCMばかり。不安を煽って顧客を増やす作戦に乗るか、乗らないか、というだけの話。
今、80歳、90歳の多くは、人間ドックなんて行っていない。
病院も「産業」なので、「顧客」になってしまうと、いいことない。
若かったころに戻ろうと思うことからして不自然だ。

サプリメントより、はるかに元気が出る読み物です。

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