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ロンドンの窓 (第3114回)

2019 11 30
厚労省の「人生会議」ポスター。
終末期までに、あらかじめ家族と医療やケアの方法を相談しておこうという啓蒙。
これまでタブー視されていた感のあるテーマ、インパクトある啓蒙が必要と、ああした表現になったと思います。

ポスターを見ました。インパクトはありますが、さして文句を言われる図柄とは感じないですね。立場が違えば、どんなものにも文句は出ます。万人受けでは、インパクトある説明、ポスターにはなりません。

先ごろ閉幕した「あいちトリエンナーレ」
慰安婦イメージの少女像、天皇の写真が焼かれる絵など、あまりに政治的、偏向的な内容に、文化庁の補助金が無くなったとたん、表現の自由が一蹴された、民主主義の破壊など、ものすごい剣幕で、反対声明がありました。

声明を出した人こそ、今回のポスター、表現の自由はどこに行った!と、声高に叫べばいいのに、そんなそぶりは微塵も無し。

役所がやることには反対、役所に賛同するのは沽券に関わるということかな。
そんな発想こそ、表現の不自由を自分で作っているように思えます。

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ロンドンの窓 (第3113回)

2019 11 29
ドラッグストア大手各社が最高益を更新中。
処方箋を受け付け、薬を調剤して渡すまでの待ち時間を利用、ストア内の買い物を促す仕組みが大きな成果を上げているそうです。
上手いスタイルを考えるものです。

自分の生活で生じる待ち時間。
ディーラーで待つ車検、病院で待つ順番、会計を待つレジ、やってくるのを待つ電車やバス。
本を読むくらいしか出来ることないかな。

注文してから届くまでの待ち時間。
眼鏡、クリーニング、年賀状印刷、お節の注文、レストラン。
待つのが当たり前なので、特に違和感はないですね。

近くのスーパーの敷地内にある焼き鳥屋。
焼き鳥を注文してからスーパーへ。買い物が済んだら焼き鳥を引き取り。
ドラックストアの調剤並みに、よく考えられたシステムです。

ホテルやビルのエレベーター。
エレベーター脇に大きな鏡を置くだけで、待っている人のイライラ感は鏡の大きさに反比例して減少するとか。人間心理を踏まえたシステムです。

決して言ってはいけない待ち時間もあります。
女房との外出。彼女の準備に時間が掛かっていても「まだ~」の一言。
決して言ってはいけません。

個人的に一番嫌な待ち時間は、0120で掛けた電話が、いつまで待っても繋がらない時ですかね。

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ロンドンの窓 (第3112回)

2019 11 28
そろそろ来年の手帳に、一年間のモットーを書く季節。
今年は「ルールを変えてみよう」、さて、来年は?

モットーにはならないけれど、「まとめ買いをしない」は、このところ常に意識しているフレーズです。

特に本。
タイトルを見ただけの衝動買いは、最悪。
何冊か買っても、すべて読み終えないうちに、他の本を買ってしまい、そのうち、買ったことすら忘れ、2度買いする始末。もったいないやら、情けないやら。

先日、改めて本棚を眺めたら、読みたくなるタイトル、内容を忘れている本が続々。まとめ買いどころか、当分、本は買わないぞ、再読するぞ。
これも今年のモットー「ルールを変えてみよう」かな。

固い決意で、本棚から次に読む本を探していたら、新聞に大きな宣伝「新宿鮫シリーズ最新刊 8年ぶり」

買わない訳にはいきません。
とはいえ、8年ぶりの新刊、ストーリーも忘れ気味。

まず本棚から取り出した「新宿鮫10」
続いて新刊「新宿鮫11」

当分本は買わない固い決意は一瞬で崩れたけれど、同じく固い決意「本棚の再読」も出来たので、ここは一勝一敗。

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ロンドンの窓 (第3111回)

2019 11 27
喪服をクリーニングに出した途端、別の訃報に接し、慌てました。
日中、着替えがままならないビジネスマンなら、スーツと黒い腕章は「取り急ぎ駆けつけ感」がありますが、自宅から出向くのに、スーツと腕章はどうも。

夏用、冬用各一着しか持っていません。これからはクリーニングに出すタイミングは、ズボンの皺でなく、季節と相談することにします。

訃報の連続に慌てた頃、ローマ教皇来日で勉強になった言葉があります。
NHKが見事に使い分けていました。

天皇陛下との会見
安倍首相との会談
3.11被災者との会合

会見:一定の場所で対面すること。
会談:(責任ある人が公に)面会して話し合うこと。
会合:寄りあうこと。

広辞苑の説明より、これら3単語の意味は厳密化している気がします。

ちなみに、喪服。
喪中の人または弔問者が着る薄墨色・墨色の服。
和英辞典にも「wear black for a funeral」(葬式に喪服を着る)

黒の喪服はやはり必要です。

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ロンドンの窓 (第3110回)

2019 11 25
「碧Ao」を頂くまで、このウイスキーを全く知りませんでした。
これまでのサントリーとは一味も二味も違うけれど、かなり美味い!

アイリッシュ、スコッチ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ、世界5大ウイスキーをブレンド!
ジムビームの買収で、5大産地すべての自社製品を持つサントリーだからこそ、こうした冒険、遊び心満載のウイスキーを世に問えるのでしょう。
プレゼントに「碧Ao」を選んでくれた先輩に大感謝。

実は私も「世界に一つだけのウイスキー」作りをしています。

最初のうち、スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、ジャパニーズのブレンドはアリでも、バーボンまでブレンドするのは、しょうゆとソースをミックスする感覚があったのですが、やってみるとなかなかイケる。サントリーもこれをやっていたことが分かり、こちらが先行と一人大満足。

「碧Ao」をストレートで飲んでしまうのはもったいない、なにか工夫は?
さもしいニーズは発明の母。
同じサントリーなら親戚筋「角」に「碧Ao」を少々混ぜたら、なんとなんと、「碧Ao」の香ばしさはそのまま残り、斬新な5角形ボトル残量はあまり減らず。
我ながら、世紀の発明に大興奮です。

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ロンドンの窓 (第3109回)

2019 11 24
自宅近くに「しもじま」があります。包装紙、紙袋、店舗用品、文房具、ほとんど揃います。
納涼祭やもちつき大会の資材調達、資料作成のプリンターインクやA4用紙、特製ハンコの注文など、とにかく便利、常連です。

台風15号、19号の頃「養生テープが品切れです。」
お店の人が困っていましたが、実は私、養生テープの単語を聞いたこともなければ「養生」という漢字を使うことも分かりませんでした。

今月10日のもちつき大会。
朝から準備、自治会館から公園に机の運び出し。役員の一人、いつも元気な奥さんが、机の上に養生テープを置き、再び、会館に戻っていきました。人生67年でやっと知った単語です、一目で分かりました。

しばらくして、私が会館に顔を出すと、あの奥さんが探し物の最中。
「養生テープが見当たらないわ。」
「さっき、自分で外の机に置いたでしょ?」
「あらヤダっ。そうだっけ?」
「誰しも、歳には敵いませんね。」
「ところで会長さん、なにしに会館に来たの?」
「アレッ、なんだっけ?外にいる〇さんに、なにか頼まれたんだけど…」

どっちもどっちの会話でしたが、私より一回り若い、あの奥さん、どこでこの単語を知ったのでしょう?

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ロンドンの窓 (第3108回)

2019 11 23
国内は、GSOMIA、ローマ教皇。
海外は、ウクライナ疑惑、イスラエル、香港
世界は、貿易摩擦、関税戦争
そんな中、今日もやっぱり、野党は桜。

来日するローマ教皇。
昨日の夕方、NHKニュースで「これまではローマ法王、これからはローマ教皇に統一します。」
政府が呼称変更したようです。

広辞苑
「法王」ローマ教皇のこと
「教皇」ローマ教皇に同じ
教皇のほうが一般的なのかも。
どうして、これまで「法王」だったのかしら?

ローマ教皇フランシスコの英語はFrancis。最後の「コ」はどこから来る?
サン・フランシスコの英語はFrancisco。これなら分かります。

昔、レーガン(Reagan)大統領が、日本に対し「リーガンではなくレーガンだ」と変更要請。
今、国務長官はポンぺオ(Pompeo)ですが、ポンペイオとかたくなに言い張るテレビ局もあります。

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ロンドンの窓 (第3107回)

2019 11 22
今回が112回だそうです。
初めて日展に行きました。国立新美術館、割引券提示で1100円。

鑑賞した洋画は300点以上かな。20数か所に仕切られた区画すべてに、隙間なく目一杯、一辺1㍍を超える大きな絵画ばかり。

迷路のような会場をグルグル巡り歩いた歩数は1万歩。
さすがに疲れました。

疲れた理由は歩数ではなく、足を止めて見入る作品がほとんどなかったこと。これでもかっ!と並ぶ絵は、まるで水彩画。油絵独特の個性あふれる作品、思わずハッとする作品、インパクトがグッと来る作品は皆無。

選考委員の趣味の先取り、忖度か、現代の素人画家には冒険心、野心がないのか。数日前、読売「コボちゃん」で、コボちゃんのおじいさんが屋外写生に出た折、通りすがりのカップル「平凡だな~」の一言を耳にし、落ち込んでいましたが、これだけ多く平凡大画面の乱舞に会えば、こちらも相当落ち込みます。疲れます。

せめてもの救いは、200円引き割引券で入場できたことぐらい。
日展、もう行くことはないかな~
(サプリメント風に言うなら「すべて個人の感想です。」)

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ロンドンの窓 (第3106回)

2019 11 20
和歌山で起こった毒物カレー事件(1998年)を思い出しました。
マスコミは早い時点で犯人を特定、いざ警察が捕まえたら、インパクトある映像を流せるよう、誘導尋問インタビューを繰り返し、悪人っぽいイメージ動画を編集、準備万端、その時を待っていました。

事件は卑劣極まるものでしたが、マスコミの対応に、ものすごい違和感を持った覚えがあります。

今回の沢尻エリカMDMA(合成麻薬)事件。
10年前から吸引していた、ヤバイと思っていた友人の声、深夜のクラブでハイテンションな映像などなど、逮捕と同時にテレビに流れるこうした映像、関係者のインタビュー。

分かっているなら、もっと早く、誰かがなんとか言えば良いのに「友人」と称する人たちも、10年前から知っていた人たちも、誰一人、見て見ぬふり、マスコミはこの時を待っていたかのような放映、カレー事件と同じ構図。嫌ですね。

それにしても…です。

在庫一掃、大臣待ちの代議士が、ろくな身体検査も受けず大臣に任命され、1か月余りで辞任するのに呆れますが、天下のNHKが彼女を大河の主役級に抜擢、収録も進んでいたとか。

民放各社は使える映像を大量に抱え、手ぐすね引いて待ち構えていたのに、NHKは何もご存じなかった?
これまた、おかしな話です。

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ロンドンの窓 (第3105回)

2019 11 18
秘書が…秘書が…
これは耳タコ。もう少し真っ当な言い訳を考えられませんかね~

と、思っていたら…ありました!

滋賀1区選出の自民党議員。
地元のホテルで政治資金パーティー。会費1万円で500人動員。
ここまではセーフでしたが、知事や市長、それに地元の自治会長など20人を無料招待。これがアウト。

「秘書が勝手に呼んだ」ならいつも通りでしたが、この議員「あいさつや意見交換を通じて、パーティーの原価(2~3千円)程度の貢献はしているので問題無いと判断した。」

ホテルの立食パーティー、原価2~3割をバラされたホテルは良い迷惑でしょう。
素直に1万円を払った人は、あいさつや意見交換でなんの貢献も無い人、こちらも面白くないですね。

それよりなにより、2~3千円の貢献がある意見交換って、いったい、何の話をしたの?
ひそひそ話の贈収賄っぽい響きも行間に少々。

最近、秘書の逆襲が大流行りなので、いつものフレーズが使えないのかも。

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