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ロンドンの窓 (第3137回)

2019 12 27
鹿児島県屋久島町議会の議長が、公務で出張する際の航空代金を着服、謝罪していました。

普通運賃を前払いで受け取り、航空券を購入。即、払い戻し、改めてシルバー割引で購入、普通運賃との差額(1万数千円)を着服していたとか。
なんともミミッチイ話ではあります。

議長「シルバー割引はプライベートでも使っていた。公務出張との認識が甘く、申し訳ない。」
差額着服より「公務出張との認識が甘い」ほうが、はるかに問題なんですけど。

町長も同じ着服があるとの指摘(町長は否定)ですが、1万数千円の着服より、町長には「公務出張の強い認識」があれば良いですね。

かつて、ある商社で、出張する際、普通運賃の前払い制度があり、気の利く商社マンは皆、安売りチケットを探し、普通運賃との差額をポケットに入れていました。公費ではないので、これは着服とは言わないのかな。

今でも、バス代を現金支給の会社がありますが、回数券や迂回ルートを丹念に探し、支給額より安くあげる人がいます。最寄り駅を一つ先にした定期券を貰う人もいます。これらも、公費ではないので着服ではない?
思えば、役人って不自由ですね。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/


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