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ロンドンの窓 (第3178回)

2020 2 17
一昨日(2月15日)の読売に、セブンイレブン鈴木さんが久々に登場。相変わらずの鈴木節です。

*経産省の有識者会議で24時間営業の見直し
「国はあまり企業経営に口を出さずにもっと自由にやらせるべきだ。」
「人が足りないなら魅力的な商品を開発して生産性を上げ、賃上げできる店舗運営を考えればよい。」

*コンビニは飽和状態
「そういう議論によって競争を取り除こうとしている。」
「競争や切磋琢磨があるから革新的な商品やサービスが生まれる。」

*ITをコンビニ経営にどう生かす?
「ビッグデータは過去の実績でしか判断しないから革新性が無い。」
「ネットを使った通信販売を組み合わせて、地域ごとのニーズに沿った工夫が出来る。」

*セブンペイは不正アクセスが続き終了した
「電子マネーのナナコがあり、敢えて今の風潮に合わせて、新たな決済をやる必要はなかった。」
「みんなが賛成することは意味が無い、反対されるようなことこそ価値がある。」

鈴木さんはセブンイレブンのトップだったころ、年始恒例の経済界賀詞交歓会で、ただ一人、国の補助金や企業優遇に関連した政策を要請しなかった人です。
ビジネス書籍でも彼の本が一番腑に落ちました。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/

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ロンドンの窓 (第3177回)

2020 2 15
10年以上使っていた電子辞書が壊れました。
電池交換サイン、いつもの手順で単4電池2本を入れ替えましたが、電源が入りません。電池交換する際、蓋を開けたら、なにやら焦げ臭い匂い。なにかの部品がアウトになったのでしょう。

家電量販店で新しいものを買い、10年以上使っていた話をしたら、よくそれだけ長持ちしましたね、5~7年が相場でしょうか。
そんなものなのでしょうか?

新車購入から3年。初の車検をしました。
ディーラーの人に言われました。3年で13,000㎞の走行距離は少なすぎ。車の部品は動く前提で設計されています。出来れば年間10,000㎞が望ましいです。

そんなものかと思ったものの、年間10,000㎞って普通のドライバーには大変な数字。月800㎞なんて、長距離旅行にでも行かない限り、到底走れる距離ではありません。

電子辞書を10年使って長持ちと言われるのも釈然としませんが、月800㎞走行もメチャ、ハードルが高い数値です。

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ロンドンの窓 (第3176回)

2020 2 14
「腐っても鯛」
本来、優れた価値を持つものは、落ちぶれてもそれなりの値打ちがある。(広辞苑)

普段の言動から察し、辻元さんが自民党を「本来優れた価値を持つ」と評価しているとは思いませんでした。

鯛は頭から腐る。
頭を代えるしかない。

国民民主との合併論議でかたくなな姿勢を崩さない自党の代表を評して言った勇気ある発言かと思いきや、これ、安倍さんに言ったのですね。
予算委員会の審議としては、あまりに品性を欠く発言と思いますが、辻元さんなら何でもアリか。

「意味のない質問だよ。」

この、安倍さんの一言「議会制民主主義を冒とくするヤジ」になる?

予算審議からドンドンかけ離れたストーリーを作る野党、平身低頭のふりをしつつニンマリする与党。

「枝野さんと辻元さんの選挙区には、与党は対立候補を立てない。彼らの存在は、最終的に与党に利する」と囁かれる所以でしょう。

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ロンドンの窓 (第3175回)

2020 2 12
グラスゴー大学が、1900年から1976年にスコットランドで生まれた元プロサッカー選手7676人のうち、すでに亡くなった1180人と、一般人2万人の比較をしています。

認知症を患っていた元サッカー選手は、一般人の3.5倍!
ヘディングが脳に与える影響を懸念。
これを受けてか(?)アメリカサッカー協会は10歳以下のヘディング禁止を規定しているとか。

一見、納得の研究成果ですが、我々が中学、高校の頃、剣道部員は頭がいい、なぜなら、常に竹刀で頭を刺激しているから。
こうした言い伝えがあり、げんに剣道部員に勉強のできる生徒は多かったのです。

剣道とサッカーの違いかと思っていたら、グラスゴー大学の研究を見た日本の医師「元サッカー選手の死亡時年齢を加味すべし。日頃の運動効果で一般人より長生きのはず。長生きしていれば必然的に認知症リスクは増える。」

な~るほど!
統計に基づく調査・分析ってホント、難しいものですね。

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ロンドンの窓 (第3174回)

2020 2 11
外交官特権がすごいのか、日本があまりに甘いのか?

在日ロシア通商代表部No.2の大物スパイ、名前も身分も犯罪行為の実態も明らか、その上、マスコミにも知られているのに、捜査当局の出頭要請に応じず、堂々、成田空港からモスクワ行き飛行機に搭乗、日本を離れました。外交官特権なのだとか。

マスクを付けていたのは、顔を隠すのが目的ではなく、新型コロナウイルス対策? 
楽器入れの大きな黒い箱に隠れて逃亡する方が、その姿を想像すると、なにやら可愛げがあるような。

国によっては内乱罪、国家反逆罪で即死刑に相当するスパイ行為も、日本では不正競争防止法違反。捜査当局の出頭要請も、犬の遠吠えっぽくないですか?

読売は、搭乗前、成田空港で撮影したNo.2の全身写真を掲載する一方、日経は「成田空港から出国していたことが、捜査関係者への取材で分かった。」もしかして、日経、出国したことを知らなかった?これまた、ずいぶんお粗末、悠長、脇の甘さ全開です。

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ロンドンの窓 (第3173回)

2020 2 10
2月8日・9日と二日に渡って掲載された記事(読売新聞)、何度読み返しても、全く理解できません。
こうして、世の中から遅れていくのでしょうか?

「他人PC作動」「マイニング」ウイルスか?

他人のパソコンを無断で作動させるマイニングのプログラムは、コンピューターウイルスと言えるのか?

コインハイブは、サイト閲覧者のパソコンを勝手に作動させ、暗号資産モネロのマイニングを手伝わせる。

東京高裁は一審の無罪判決を覆し、罰金10万円の有罪判決。
(この文章は意味が分かります。)

逆転判決となれば、IT技術者にとって他人事ではない。
(この文章も、前後の文脈はさておき、意味は分かります。)

他人のパソコンを無断で作動させるプログラムがウイルスと認定されれば、ネット広告を含むIT技術のあり方にも影響を及ぼしかねない。

むずしいことを やさしく
やさしいことを ふかく
ふかいことを ゆかいに
ゆかいなことを まじめに
書くこと。

井上ひさしさんが懐かしいです。

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ロンドンの窓 (第3172回)

2020 2 9
14日間も船室で過ごすことを強要される乗客、乗員の皆さん、大変ですね。エコノミック症候群も併発しそう。

評論家が言ってました。
検疫の英語、quarantineには14日間という意味がある。なにか発生した際、検疫で14日間の待機は当然。

なるほど!そういうことか!
と、思ったのですが、英語の辞書に14日とquarantineを結びつける説明が見当たりません。

イタリア語を学ぶ女房殿が言いました。
イタリア語で40はquaranta。Quarantenaだと辞書に40日間・検疫期間の二つの意味が書いてある。

これですね。
評論家の人は14日間と40日間を間違えているのかも。

ちなみにフランス語でもquarantaineが、イタリア語と同じ意味で見つかりました。

医療が十分発達していなかった昔、潜伏期間が良く分からず、40日間も隔離していたのでしょう。今では14日間まで短縮されたけれど、単語は40がそのまま残っているということのようです。

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ロンドンの窓 (第3171回)

2020 2 8
まだアイオワで勝っただけ、どこまで突っ走るか未知数ですが、ブッシュ、オバマ、トランプ、こうした読みやすいスペルでない人が大統領に当選すると大変ですね。

Pete Buttigieg
マスコミ報道ではブティジェッジですが、ご本人的にはどうなのでしょう?

かつて、Ronald Reaganが「リーガンではない」と日本に訂正を求め「レーガン」に改まった経緯もありますし、いまだMike Pompeoはポンペオだったりポンペイオだったり。

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ロンドンの窓 (第3170回)

2020 2 7
孫に1年間で費やした額は15万1000円。

大和ネクスト銀行の調査ですが、こういう調査は危険ですね。

回答者397人は少なすぎ。
これだと、高額出費者が数%いるだけで、平均値が大きくぶれてしまいます。

案の定、5万円未満が31%と最も多く、10万円未満まで加えると半数を超える52%。それでも「平均値」は15万円。
こうした場合、平均値ではなく「中央値」を使うほうが、まだ実態に即していると思います。

もう一つ。
「孫」といっても年齢は様々。
調査した年に、ランドセルを贈ったり、七五三の祝いをしたり、ひな人形を買ったり、入学・出産祝いが重なったり…などなど、その時のタイミングで、出費額は大きく異なります。

母数が多ければ、それらも平準化されそうですが、400人足らずの母数では、こうしたタイミングの違いも、出費額の平均を大きく変動させてしまいます。

金銭のプロである銀行が行う調査としては、残念ながらお粗末かな~。

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ロンドンの窓 (第3169回)

2020 2 6
昨年1月~11月、免許返納した人は54万人。そのうち、75歳以上が59%

ということは、75歳未満の免許返納者も4割いたわけで、67歳の当方、他人事とは思えません。

ロンドンに赴任した1992年に免許を取りました。38歳の取得は、当時としては(今でも?)遅い方。だから…でしょうか、今もって運転は下手。運動神経はあるほうと思うのですが、なぜか、運転神経は冴えません。

ロンドン駐在中に2台(フォード・シエラ、カローラ)、帰国してから3台(ラウムが2台、ヴィッツ)乗っています。自慢ではないけれど、過去の4台すべて自分のミスで塀や柱などに擦りつけています。

車を買うのもこれが最後と心に決めて、3年前に買った5台目のヴィッツ。
丁寧に乗っていたつもりですが、車検を来週に控えた今、左後方の側面を擦りました!それも、自宅のガレージです!
100%自分の不注意。
我ながら腹立たしいやら、情けないやら。

法定費用や車検代に加え、車の修理代まで掛かるのは自業自得としても、75歳未満の返納者4割の報に接すると、いろいろと考えてしまいます。

待てよ、運転は28年前から下手なんだから、高齢とは無関係。免許返納とは無関係...
これも理屈ですね。

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