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ロンドンの窓 (第3178回)

2020 2 17
一昨日(2月15日)の読売に、セブンイレブン鈴木さんが久々に登場。相変わらずの鈴木節です。

*経産省の有識者会議で24時間営業の見直し
「国はあまり企業経営に口を出さずにもっと自由にやらせるべきだ。」
「人が足りないなら魅力的な商品を開発して生産性を上げ、賃上げできる店舗運営を考えればよい。」

*コンビニは飽和状態
「そういう議論によって競争を取り除こうとしている。」
「競争や切磋琢磨があるから革新的な商品やサービスが生まれる。」

*ITをコンビニ経営にどう生かす?
「ビッグデータは過去の実績でしか判断しないから革新性が無い。」
「ネットを使った通信販売を組み合わせて、地域ごとのニーズに沿った工夫が出来る。」

*セブンペイは不正アクセスが続き終了した
「電子マネーのナナコがあり、敢えて今の風潮に合わせて、新たな決済をやる必要はなかった。」
「みんなが賛成することは意味が無い、反対されるようなことこそ価値がある。」

鈴木さんはセブンイレブンのトップだったころ、年始恒例の経済界賀詞交歓会で、ただ一人、国の補助金や企業優遇に関連した政策を要請しなかった人です。
ビジネス書籍でも彼の本が一番腑に落ちました。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/

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