ロンドンの窓 （第4427回）

2024 4 7
毎年観に行く花見場所が近くに（車で10分）2か所あります。
道の両側に数百本、長～い桜並木です。
手頃な渋滞は好都合、のんびり眺めながら運転しています。

昨日、今年の花見に行きました。満開にはあと数日でしたが、満喫できました…

と言いたいところですが、実はここ数年、桜にかつての勢いがないのです。
花見タイミングを外したということではなく、桜の木そのものが徐々に衰えているような。木の寿命って何年くらいなのでしょう？

とは言え、桜は桜。
パッと咲いてパッと散る。
遠山の金さん気分にはなります。

1991年、この先、桜を観るのは何年後だろうとロンドンに向かう機中で感傷に浸ったものでしたが、イギリスにはアーモンド・チェリーという見事な桜がありました。
自宅近くも桜通りと呼びたくなるほど。
日本の桜と違い、なかなか散りません。
雨にも負けず風にも負けず。
金さんではなく宮沢賢治気分でした。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/