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ロンドンの窓 (第4423回)

2024 4 3
去年まではエンゼルス、今年はドジャースの単語が目に入るとニュースを読みます。

3月31日にメジャー昇格。直後のカージナルス戦で勝利投手になった投手が、わずか一日でDFA(事実上の戦力外通告)。4月1日にメジャー契約を結んだ投手がいるため、登録枠(40人)の関係で押し出された形。

メジャーはさすが厳しい世界と驚きましたが、このニュースにコメントしたスポーツライターの解説にアレレッ。

日本メディアはDFAを相変わらず「事実上の戦力外」と説明しますが、事実は全く違います。
今回の例で言えば、4月2日のジャイアンツ戦をブルペンデー(先発投手抜き、リリーフ陣だけで対応)で乗り切るためのリリーフ陣入れ替えです。今回対象となった両投手は昨年もそれぞれ2度、DFAになっています。

なにこれ?全く意味合いが違います。

DFAを調べたら[Designated For Assignment]
「仕事、課題を振り当てる」。戦力外通告というマイナスニュアンスは全く入っていません。

これは(たぶん)フェイクニュースではないし、まして、すべてのニュースの裏取りなど到底出来ませんが、せめて事実確認のアンテナだけは、常に高く掲げていないといけないですね。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/
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