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ロンドンの窓 (第4414回)

2024 3 22
何度も感心させられた投書を拝見しました。
仙台在住70歳の女性。私と同年代、自分にはとてもこんな対応は無理と思った次第です。

突然、京都から高さ50㎝の段ボール箱が2箱届いたそうです。
送り主は亡き母の知人(90歳)、今では年賀状のやり取りだけになっていた人。

「亡くなった母の知人」をどこまで知っていたのか分かりませんが、母の死後、母に代わって年賀状のやり取りを続けていたことに驚くというか、感心します。

高さ50㎝の段ボール箱が前触れなく2個も届いたら戸惑うまえに、昨今のご時世、詐欺を疑うと思うのですが、この女性はスンナリ受け入れ、そのことにも感心します。

中身は紙粘土と針金で作った松と椿。
終活の一環で「押し付けてすいません」の手紙が後日、届いたそうです。

これだけの大きな荷物です。事前に送付了解を確認するのが常識と思いますが、ここでも仙台の女性は平然。感心します。

二つの箱から出した松と椿の写真を撮り、「大切にします」の言葉を添えて京都に返信したというのですから、もう何度目かの感心でした。

極めつけは、70歳女性の感想「物を慈しむ心も頂いた。」
こんな女性もいるのですね。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/
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