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ロンドンの窓 (第4380回)

2024 2 8
株価は正直。
ローソン株価は跳ね上がり、三菱商事株も上昇。KDDI株はガクンと下落。
5000億円かけKDDIがローソン株50%を取得する意向を発表した直後です。

50%を持つ三菱商事は「これ以上、追加で何をサポートできるか悩んでいた」ローソンにKDDIが加わるので異存なし。まして「これからも社長は三菱商事から出す」とKDDIが言っているのですから御の字。

ローソンのメリットはよく分かりませんが、流行り言葉で言えば「ITとの融合」。
時流に合致した動きなので、短期的、一時的であれ株価上昇は分かります。

どうにも理解できないのが、KDDIのメリット、ローソンとのシナジー。
「未来のコンビニをデジタル技術を活用して実現したい。」
これで、なるほど!と首肯できる人は凄いな~と思いつつ、首肯できない人ばかりなので、KDDI株価はガクンだったのでしょう。

ローソン(というか経営陣)の発想、イマイチ好きになれません。
典型的な例が人手不足対策。
ロボット化、省人化、デジタル化…
セブンイレブンはバックヤードや配送など、顧客の目につかない部分で対策を打つのに対し、ローソンは店舗内の無人化や省人化。顧客の不利益(とまでは言わないけれど)顧客を巻き込み協力を強いる対策が常。
親会社(派遣された経営陣)がサービス業、商社の違いからくる発想の差でしょう。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/
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