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ロンドンの窓 (第3402回)

2020 10 29
エイミー・バレットさん(48)がアメリカ最高裁判事に任命されました。
保守派、リベラル派、共和党、民主党、スッタモンダの末の任命です。

アメリカの最高裁判事は終身制、オジイサン、オバアサンの住処と思いましたが、9人の平均年齢は63歳、就任時の平均年齢は51歳。若いですね。最も長く勤めている判事は今年30年目の72歳。

15人いる日本の最高裁判事は70歳定年制、就任時の平均年齢は64歳。お一人5~6年しか勤めない計算です。なかには3年勤務の判事もいます。

来年中に定年を迎える日本の判事は5人、再来年の定年は2人。
つまり約半数の判事が2年以内に交代するわけですが、このことを知っている人はごくごく少数、次にどなたが就任するか関心ある人はごくごくごく少数。

来年には確実に行われる総選挙で、多くの判事が国民審査の対象になっています。毎回の国民審査で「不信任」率は8%
50%を超えない限り、信任です。

違憲、合憲、憲法判断が国民生活に直結しているはずなのに、それを最終的に決める最高裁判事の任命、日米でこれだけ関心度が違うのです。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/


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