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ロンドンの窓 (第3687回)

2021 9 23
パリのピカソ美術館。
訪れたのは1995年頃でしたから、四半世紀も前になります。
「四半世紀」「25年」どちらが年月を感じるかな。

この美術館は、1973年に死去したピカソの遺族が相続税の物納として国に納めた数々の逸品や、ピカソ自身が収集していた印象派などの作品群が展示の大半。

今回、この美術館に新たにピカソの未公開作など9点が加わりますが、今回もまた物納。

ピカソの長女マヤさんが相続税の代わりに物納するそうですが、ちょっと待って。
ピカソが亡くなったのは1973年。四半世紀どころか、半世紀も前の話です。
当時、既に多くの作品群が相続税として遺族から物納されています。

マヤさんは現在86歳。

相続税とは「個人からの贈与により取得した財産に課せられる国税」

ピカソの未公開作など9点となれば、いったい幾らの価値があるのか想像がつきません。

86歳のマヤさんがピカソ9点を物納しなければならないほどの莫大な財産を、いったいどこの誰から贈与されたのか?

下種の勘繰りは尽きません。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/
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