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ロンドンの窓 (第4445回)

2024 5 2
イギリスの調査会社が昨年発表した防犯カメラの設置状況。
東京は1000人あたり1台だそうです。

つい最近も凶悪犯人逮捕の重要な武器になったのが防犯カメラのリレー方式捜査だったと聞くと、1000人に1台以上あるのでは?と思ってしまいます。

調査会社の情報は、警察や自治体が公表している防犯カメラの数字。民間(コンビニや一般家庭など)が独自に設置しているカメラや、ドライブ・レコーダーも警察捜査に使われているのでしょう。

小学生の「将来就きたい仕事」でも、サッカー選手や野球選手に交じって「動画投稿者」が上位に食い込み、街中を歩くほぼ全員がスマホを持っている世の中です。防犯カメラのリレー方式はこれからも捜査の定石、間違いなし。

驚いたのは、東京が1000人当たり1台に対し、モスクワ17台、シンガポール18台。これだけでもメチャ多いのに、北京はなんとなんと439台!!

防犯カメラが出始めた頃(1960年代。3億円事件が普及の契機だったそうです)「監視カメラ」と呼ばれていました。あまりに名称がよろしくないということで「防犯カメラ」に呼称変更されましたが、北京の439台は明らかに監視カメラでしょう。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/
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