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ロンドンの窓 (第4391回)

2024 2 23
伊丹空港で19日、管制官の誤指示による滑走路上での旅客機衝突事故になりかねないミスがあったと報道されました。

日本航空機と海上保安庁輸送機の衝突事故(1月2日)は、まさに2009年「ハドソン川の奇跡」に匹敵するJALの神対応でしたが、あの事故以降、世界各地で類似の事故、事故未満が続いているようです。

改めて「ハインリッヒの法則」が頭をよぎります。

海保が事故原因特定を待たず、現時点で出来うる対策を発表しましたが、発表する方も、それを伝えるメディアも、もう少し配慮が必要ではと感じました。

地上走行時や管制官との交信が増える離着陸時には
他の乗務員は離着陸に関係ない話をしない
機内の会話を真に必要な内容にとどめる
パイロットも管制官以外との通信を控える。

ビックリしませんか?
現在は、200%の安全性が求められる離着陸時にも「無駄話」とは言いませんが、離着陸とは無関係の通信、会話をしていることがあるということになりません?

そんなことはないと思います。要は書き方の問題でしょう。
であればなおのこと、誰が読んでも誤解の生じない対策発表の仕方、その伝え方を、海保、メディア共に真剣に考えて頂くことが肝心です。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/y-okada/
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